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以前の記事で北欧の売買物件の画像をインテリアの参考資料としてアップした事がありました。当時はロフトハウスだったので、今回は標準スタイルのアパート(マンション)をアップしたいと思います。ちょうどスウェーデンの不動産業者で扱っている販売物件のリフォームが終わり、綺麗な状態の画像がありました。上記画像は外観を撮影したものです。
ヨーロッパのマンションで大通り沿いの物件は殆ど表向きの1階に商店や飲食店が並ぶのが一つの特徴です。アジアでも建築上大きな影響を受け、日本以外の国でもこのような構造物は多く存在しています。近年、日本でも地域によっては、このような構造物を見る事があります。人口と住宅の需給バランスを考えると、とっても合理的です。
バックヤードにはこのようなガーデンがある場合もあり、同じ棟内に住む世帯の共有スペースとなります。
共同スペースの階段もしっかりおしゃれですので、こちらもぜひ見て欲しいと思いました。
リビングには必ず暖炉があり、安全面での対策は充分取ってありますので、触っても火傷しないし、排気も心配する事はありません。実際、北欧に住む方の話では構造物自体がしっかりしていて、断熱材は日本と比べ物にならないほど高密度で、熱効率が非常に良いと聞きます。
リビングのとなりは主寝室です。主寝室は一般的に広く取ってあるので、寝る以外のプライベートスペースも兼ねています。
寝室の大木あ壁面収納はメインの収納となります。
玄関は行ってから見るリビングの様子。
家の中心に近い玄関を挟んで、リビングと寝室の反対側はキッチンとダイニングです。ヨーロッパのダイニングはアメリカと違って、あまり重厚感がありません。日常の生活の一部として、さり気無い軽快さがあり、まるで大学の食堂にあるテーブルと椅子みたい、ただおしゃれな環境には常に心掛けているようです。
システムキッチンは殆どがモダンスタイルです。
リビングから玄関廊下を挟んで、向こう側に見えるのがダイニングです。
玄関入って正面は壁面収納、右側にダイニングがあります。
玄関は行って左側にリビングが見えます。
窓は殆どカーテンがありません。大抵の住宅は2重窓でゴムシーリングをしっかりしていますので、断熱でカーテンを使うやり方はしません。高層の上、向かい側との距離もあるので、プライバシー保護を意識する必要性もあまりないです。窓側には幅広い縁側があり、北欧の住宅では、ここが小物をディスプレイする場所として使われています。スタンドや蝋燭台を置いたリ、四季の花を飾ったりしています。
サニータリーも直線的です。お風呂はシャワーですので、浴槽も殆どありません。こう言う標準的なアパート(マンション)は日本で言う団地の概念に似ていますが、構造や間取りの差はかなり違いますね。全てにおいて合理主義的な考え方に基づいているので、住み心地はいいはずです。筆者も機会があれば、一度北欧スタイルの住宅に泊まってみたいと思います。今は Airbnb のようなサービスがあるので、こんな夢もいつか叶えられちゃうですよね~♪