日本ではあまり聞かないが、海外の住宅情報や You Tube の動画紹介でたびたび見聞きするこのインダストリアルデザインは、近代室内デザインスタイルの一種です。
具体的に言うと、コンクリート一部剥き出しとか、ダクトや配管が剥き出しとか、極端の例に昔の機械作業台を食卓にリメイクするとか、車輪やベアリングをインテリアにしたりします。しかし、海外の住宅は日本と違い、新築よりも殆どが既存建築のリノベーションで利用していますので、例えばガレージをリノベーションして住む、工場の一部をリノベーションして住む、そこから、このインダストリアルスタイルが確立されて行きました。
http://freshome.com/から引用した画像で例を挙げて見ましょう。
LAのアパートの最上階にあるロフトです。多分もともとは住宅としては使っていなかった様です。配管やコンクリート天井が剥き出しのままです。
ここを買った施主は生活に必要な部分だけ、内装の依頼をして行きました。キッチン、リビング、床、サニータリー・・・と言うように。
大きなコンクリートの柱もすべて剥き出しのままですが、コンクリート部分は今後いくらでも自分でペンキを塗れるので、室内インテリアに無限の可能性を与えています。
そもそもアパートのロフトと言いますが、アパートとは日本で言うマンションですから、ロフトとは空間を分断するものではなく、最上階の事を言っています。スペース的には子供が成長しても、独立した生活空間を使えるように、十分に備わっています。
寝室もキッチンもプライベートルームも数個あります。実に羨ましいです。
収納まで全部白で統一しています。黒でも、ベージュでも、木材の色でも、コンクリートに合う色は結構多いので、カラーチェンジも将来的には楽しみの一つになります。
サニータリーです。日本の1DK並みですw
インダストリアルスタイルの例はいかがですか。これが今、海外の若者の間で、かっこいいスタイルらしいです^^b 内装やリノベーションを依頼されるインテリアデザイン会社の担当が施主に「どんなスタイルにしますか?」と聞くと、普通に「インダストリアルスタイルで」と言う答えが返ってきます。
近年町工場で売り出された物件はかなりあります。中にはしっかりした造りのものは取り壊すのが勿体ないので、インダストリアルスタイルにリノベーションをお願いします!って、言ってみたいですね^^
近年町工場で売り出された物件はかなりあります。中にはしっかりした造りのものは取り壊すのが勿体ないので、インダストリアルスタイルにリノベーションをお願いします!って、言ってみたいですね^^