
大分前に紹介した海外のインテリアコーディネト会社の作品の一つで、進化したモダンスタイルと言う感じのコーディネートがありました。モダンスタイルの概念は無機質な素材で緻密な質感ですが、その進化の経過において、自然素材を使うナチュラルモダンとポップな色やフォルムを取り入れたポップモダンがあり、この2つのスタイルを上手く取り入れ
ながら、爽やかな住空間を確保するモダンなインテリアをコーディネートしています。
リビング、ソファとカーテンは木材の色に合わせ、一人掛けの椅子とクッションでアクセントを付けています。クッションの色や素材をいくら増やしても違和感はありませんね。

ベッドルーム、目覚める時にインスピレーションを得られるアートがあると、一日中頭がすっきりして、いい仕事ができそうです。
トップにある画像とこのベッドルームがすっきり見えるコツは、細かい収納と家具+天井まで続くロングカーテンです。対象的なものでバランスを取るのはインテリアコーディネーターが使う常套手段なので、覚えて置きたいものです。

こちらは見せる収納コーナー、間接照明が素敵な雰囲気です。

こちらは隠す収納コーナーで、扉全体に鏡を貼っていますので、反対側が映っていて、例え狭い廊下でも広く見えます。

テレビボードではなく壁付け収納と壁掛けテレビで、最近流行りの床付けせずに、壁付けにする家具はもともと風水的にはとってもいいアイディアです。ここは寝室にテレビを設置していますが、皆さんはテレビの設置に関して、寝室派ですか?リビング派ですか?

寝室の反対側にあるキッチンです。部屋として仕切るのではなく、中央にボードのような壁一枚で、空間を有効に利用していますので、面積が限られたマンションでも広く見せるすご技ですね。ちょっとした魔法みたいな感覚です。

特にキッチンがこのスタイルの場合は、つま先が収納面に当たらないので、腰の負担がすごく軽減します!お掃除ロボットも掃除し易いので、美しいデザインの上、奥様にもやさしい♪

バスルームはやはり日本の生活スタイルとはちょっと違います。

サニータリーのおしゃれ感覚はぜひ勉強させて欲しいです。
小家族向けのマンションっぽいですが、ものすごく住み心地が良いのは、簡単に想像できますね。空間を大きく見せ、収納などの設置方も無駄がなく合理的です。ナチュラルなテイストもありながら、アーバンなイメージを持ち、重厚過ぎず、ポップ過ぎず、シック過ぎず、モダン過ぎず、とってもいいバランス感覚の住空間です。